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デグチエステートの佐藤です。
「隣地は倍の値段を出してでも買うべきだ。」
20年以上前まではこのような事が言われていました。
しかし、実際に2倍の金額を出して買った人は、私は知らないし、知人の不動産業者からも聞いた事がありません。
あくまでも、隣地が売りに出る事はめったにないチャンスなのだから、無理をしてでも買っておけという事でしょう。
私も過去に、売土地が出るとまず最初に隣のお宅に売り込みに行っていました。
3件隣の人や、近所の人も含むと、過去に数回契約をさせてもらいました。
一番面白い経験は、売土地の両隣の人に2分の1づつ共有で買ってもらった事です。
土地だけではなく、当時築18年位の住宅もありました。
何年かその家を貸してから、ころあいを見て解体をして、最終的には土地を半分づつに分けるようでした。
20年以上前の地価が一番高い頃の話です。
(その後どうなったかは知りません。)
現在はどうでしょう。
隣地であろうと、なかろうと、関係ありません。
現在、住宅地の価格の上昇はまず望めず、隣地であろうと特別な事情(例えば、息子夫婦が帰ってきて家を建てたい)とかがない限り、
隣の人が買ってくれる事はほとんどなくなりました。
でも、我が家の隣りの家(土地を含む)がもしも買ってくれと
頼んできたら、私はぜひ買いたいと思っています。
その為には今は何をすべきか?
それは、現在の私の住宅ローンを1円でも多く返しておく事だと思います。
*最初の隣地の図は勝手に掲載させていただきました。
製作者の方、申し訳けありません。